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商品紹介

古典醸法の原点  純米大吟醸 柿渋染め木綿搾り

季節商品新春

【世界唯一の酒米で醸す 柿渋染め木綿搾りの復活】

「木綿搾り」とは、江戸元禄時代より昭和20年代まで連綿と続いた古の搾りの技の原点です。現在の搾りの主流は、薮田式圧搾機(やぶたしきあっさくき)を使用した空気圧式であり、化学繊維のアクリル布が使用されています。「木綿搾り」は機械化と大量生産を追求する明治以降の近代醸造の隆盛により、非効率な時代遅れの技として全国的に姿を消してしまいました。

この度、当蔵では「失われた伝統の検証」をテーマに、柿渋で染めた木綿袋を復活させ昔ながらの舟しぼりに挑戦します。原料米は飛騨古川産の“ひだみのり”を使用。平成12年に姿を消した絶滅品種ですが、JA南吉城酒米組合・岩塚吉朗氏の作付けにより15年振りに70俵を復刻しました。酒造米としての特性は、玄米タンパク質含有率が低く、淡麗でスッキリとしたキレの良い酒を生み出します。
昔の製法と米をよみがえらせるだけでなく、現代の技術も取り入れることで精米歩合を50%まで引き上げ「香り」「旨味」をともに増すことを心掛け、純米大吟醸たる気品あふれるお酒に仕上げました。味の特徴としては、柿渋に含まれている高分子タンニンがアルコールと反応して独自の甘味を醸しています。柿渋の効果でお酒が滑らかになり、舌触り、喉ごしがキレイな、いわゆる昔風のテリのよいお酒になります。

保存方法 要冷蔵
おすすめの飲み方 冷やして 分類 純米大吟醸
原料米 ひだみのり 酵母
精米歩合 50% アルコール分 17%
日本酒度 -3.1 酸度 1

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