蔵人談義 〜伊藤麻希 編〜
2021.6.5
入社して3年目。受注業務を経て新たな部署に配属となり、新しい挑戦がスタートした伊藤氏にお話しを伺ってきました。
Q.入社して何年目になるか教えてください。
伊藤:入社して3年目になります。生まれは岐阜県安八郡で、地元の高校を卒業し、名古屋にある大学へ進学して、フランス語を学んでいました。大学を卒業するまで実家暮らしをしていましたが、就職をきっかけに飛騨に来ました。
Q.渡辺酒造店への就職のきっかけはなんだったんですか?
伊藤:都会での暮らし・田舎暮らしどちらもいいなと思っていたのですが。とりあえず一人暮らしをしてみたいなと思っていました。
飛騨地域の会社説明会に来て、観光業が盛んな飛騨で仕事をするのもいいなと思ったことと、ちょうどカメハウス(渡辺酒造店の寮)ができた話も聞き、住むところもあるし、これはいいタイミングだなと思い、入社を決めました。
Q.住む場所は大事ですもんね。カメハウスでの生活はどうですか?
伊藤:新しい建物で、入居した時点で一通り住む環境が整っていたので、引越しも楽でしたし、今も快適に生活ができています。学生時代は通学時間が2時間以上かかる生活をしていたので、今は通勤時間が1分になったので・・・そういう面でも快適ですね。笑
Q.入社してどんな業務をされてきたんですか?
伊藤:入社して、物流センターでインターネットの受注業務をメインに担当していました。もともとの希望した部署とは違いましたが、コンピュータを使って仕事しながら、効率的に業務を回せるように自分なりに工夫しながらやってきました。一通り事務的な仕事は身についたかなと思います。
Q.現在はどんなお仕事をされているんですか?
伊藤:5月から、営業企画課に配属となりました。配属から1ヶ月ほどなので、まだまだ今は新しいお仕事を覚えている最中です。これからは、取引先の酒販店様への商品案内や新規営業などもこれから担当していきます。
Q.これまでとは全く新しい業務を担当するんですね。いかがですか?
伊藤:そうですね。これまではお客様とのやりとりがほとんどでしたが、これからは取引先様とのやり取りが多くなっていくので、違うアプローチの仕方になりますね。正確な情報をしっかりお伝えすることや営業担当として皆様から信頼していただけるよう、改めて気を引き締めて頑張っていきたいと思います。また、酒販店様向けのメルマガも担当しますので、どんな情報が求められているのかをしっかり調査して、いいものを作っていきたいなと思っています。また、営業については、新しいシステムやツールを使っていくので、しっかりと身につけて運用していければと。
Q.これから挑戦してみたいこと・やってみたいことはありますか?
伊藤:新しい部署でのお仕事を一人前にこなせるようになることが一番ですが、コロナが治って、以前のように観光業が戻ってきたら、蔵見学やインバウンドにも携わりたいですね。個人的にも旅行が好きで、海外へいけないのがもどかしいです。早く気楽に旅行に行ける日がきてほしいものです。
Q.最後に、渡辺酒造店で好きなお酒はありますか?
伊藤:好きなお酒は愛山です。私の父は超どS(10,000円のお酒)より気に入ったといっていました。お酒は値段や酒質ではなく好みなんだと気づかせてくれるきっかけになりました。お客様におすすめのお酒は?ときかれたら「愛山です」と父のエピソードを添えてお勧めしています。
新しい部署での業務が始まって1ヶ月の伊藤氏。謙虚に取り組む姿勢が印象的でした。たくさんの方に蓬莱の魅力が伝えられるよう、今後のご活躍をお祈りしております!
(聞き手:木元茜)