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2022.4.22
帰ってからお家で飲みたい!晩酌に最適なおすすめ日本酒ををご紹介 【渡辺酒造店】
毎日の晩酌といえば、ビールや焼酎、チューハイやハイボールなど楽しめるお酒は様々ですが、
日本酒で乾杯というのもいいですよね。
今回のコラムでは、晩酌に関する基礎知識と、渡辺酒造店の夏向けのおすすめ銘柄についてご紹介いたします。
晩酌を健康に楽しむための適量はどのくらい?
お酒の強さには個人差がありますが、おいしく健康的に晩酌を楽しむための適量はどのくらいなのでしょうか。
一般的な男性の日本酒の適量は、1日約1合(180ml)と言われています。
これは、「節度ある適度な飲酒量」である、1日平均純アルコール量約20グラムを日本酒に換算した量になります。
女性の場合は、男性よりもアルコール分解が遅く肝機能障害が起きやすいので、1日平均純アルコール量の適量は男性の1/2~2/3程度と言われています。
なので女性の場合は、1日80ml〜110ml程度が適量ということになります。
ただし、適量はあくまで体質や体調、体重によっても異なります。
当たり前ですが、体調があまりよくない時の飲酒は控えるようにしましょう。
晩酌で日本酒を飲むメリット
酒は百薬の長ということわざもあるように、適量の日本酒は健康によいとされています。
日本酒には善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールを増加させ、血圧の上昇を防ぐ成分が含まれています。
さらに、日本酒はビタミンやアミノ酸などの栄養素を多く含んでいます。
特に、人間の身体では作ることができない必須アミノ酸が含まれています。
また、日本酒に含まれる成分により、
・血行促進
・ストレス解消
・食欲増進
などの効果があります。
アルコールには血行をよくする働きがあり、適量なお酒は血流障害を防ぎ、脳梗塞などの発症を抑える働きが期待できます。
また、適量の飲酒は精神的な緊張をほぐしてストレスを減らすリラックス効果があります。
気をつけたい晩酌のデメリット
日本酒は炭水化物のお米から作られているので、炭水化物の接種による肥満の影響を考えると、
純米酒100gあたり103kcalで、他のお酒と比べるとかなり高カロリーになっています。(参考:ビール100gあたり40kcal)
なので、飲酒量が増え、摂取するカロリー量が消費するカロリー量を上回ると肥満になり、
糖尿病などの生活習慣病につながることもあります。
さらに、飲酒量が増えるとアルコール依存症へのリスクが高まります。
長期にわたって飲酒を続けていると、だんだんとお酒を飲まずにはいられなくなり、いつしか意識を失うまで飲み続けてしまうなんてこともあります。
こうなってしまうと自分の意思では治せませんので、早期に適切な治療を受けることが必要になります。
以上のことからも、一度の飲酒量や頻度を考えながら、健康的に日本酒を楽しみましょう。
それでは、渡辺酒造店のお酒で、夏時期の晩酌におすすめしたい銘柄をご紹介いたします。
蔵元の隠し酒 夏の番外品
北アルプス雪渓伏流水と地元産の酒米「飛騨ほまれ」を55%まで磨き上げた本醸造酒です。
通常の日本酒よりも低温で5日長く発酵させ、旨みを強め、味にキレを出しました。
保存方法:冷暗所
おすすめの飲み方:冷や
原料米:飛騨ほまれ
精米歩合:68%
アルコール分:15%
日本酒度:5
酸度:1.3
味わい:きりっと淡麗な辛口です。よく冷やしてお召し上がりください。
味わいが比較的近いお酒:蓬莱 吟醸 伝統辛口(通年)、蔵元の蔵元の隠し酒 番外品(通年)・春の番外品(春季限定)など・・・
夏のにごり酒 おんざろっく
体にいい成分をたっぷり含んだにごり酒は、夏バテに効果あり!
オンザロック、ラムネ割りが最高に旨い。飛騨の夏を代表するにごり酒です。
保存方法:冷暗所
おすすめの飲み方:冷や
原料米:飛騨ほまれ
精米歩合:68%
アルコール分:15%
日本酒度:-15
酸度:1.6
味わい:とろ~り濃厚な甘みと口当たりが楽しめる、飛騨の誇るにごり酒です!
味わいが比較的近いお酒:飛騨のどぶ(通年)、秋のにごり酒 とろとろとろ(秋季限定)、新酒一番にごり(冬季限定) など・・・
純米大吟醸 自然発酵蔵
飛騨と白川郷の境にある『飛騨最後の秘境』といわれる天生峠(あもうとうげ)。
500年もの歳月を経て湧き出るこの『天生水(あもうすい)』には、数々の言い伝えがあり、
中でも時の修行僧がこの水を飲み、水浴したことで、万病をいやす神通力を得たのだとか。
その力もあり、また酒造りに最適な純度の高い硬水で、極めて旺盛な発酵力をもった酒に仕上がりました。
この酒がもたらしてくれる恵みには、私達の想像をはるかに超える何かが感じられます。
保存方法:冷暗所
おすすめの飲み方:冷や、常温
原料米:山田錦
精米歩合:45%
アルコール分:15%
日本酒度:+4
酸度:1.3
味わい:すっきりと透明感のある純米大吟醸。よく冷やしていただくのがおすすめです!
味わいが比較的近いお酒:色おとこ 純米大吟醸(通年)、蓬莱 純米吟醸 山田錦(通年) など・・・
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
毎晩飲むなら、飽きない味を選んだ方がいいですよね。
いつ飲んでも美味しく、どんな料理にも合うのは日本酒の良さでもあります。
今回は夏のお酒を中心にご紹介しましたので、淡麗な辛口やよく冷やしていただくのがおすすめですが、
その季節にしか味わえない限定の日本酒で、季節を感じながら召し上がっていただけるのも、日本酒の醍醐味です。
芳醇な熟成感を楽しめる、秋の夜長にぴったりの秋のお酒。
11月以降は解禁したばかりの新酒やフレッシュさが楽しめる冬季のお酒や、あったかいこたつで飲みたい燗酒。
生酒を中心とした微発泡のものをはじめ、おりがらみの華やかな春季のお酒など、
ぜひあなただけの、とっておきの晩酌のお供の銘柄を、ぜひ見つけてみてください。