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2021.8.25

日本酒仕入れの基礎知識【渡辺酒造店】

 

 

目次

1.バイヤーの皆様へ 日本酒仕入れの基礎知識

2.日本酒の選び方

3.売れる日本酒の品揃え

4.まとめ

 

1.バイヤーの皆様へ 日本酒仕入れの基礎知識

渡辺酒造店の仕入れの特徴は2つあります。

  • 最小ロット3ケース・バラ・混載可能。
  • 取引に関して、販売ノルマがない。

上記2点ができることによって数多いアイテムから、バイヤー様のお店のニーズや特徴に合った商品を少数仕入れることが出来ます。昨今のお客様のニーズは少量多品種の傾向にあり、商品の固定化が難しくなっております。例えば720mlの酒6種類を6本ずつといった仕入れや、焼酎の混載も可能なことにより、1回の配送で数多くのアイテムを仕入れることが可能です。生酒企画ではロット1ケースで配送をしております。

渡辺酒造店では、酒造業界の盛り上げに貢献したいと考えております。販売ノルマが達成できず、新規蔵元との取引ができない、つまり商品が一定化してしまうといった悩みを解決し、柔軟に多くの種類の商品を取り扱っていただけるようにしております。

 

渡辺酒造店の日本酒の仕入れの方法

①最小ロット3ケース・バラ・混載可能

①ができることによって日本全国の数多いアイテムから、バイヤー様のお店のニーズや特徴にあった商品を少数仕入れることができます。昨今のお客様のニーズは少量多品種の傾向にあり、商品の固定化が難しくなっています。

例えば720mLの酒6種類を6本ずつといった仕入れや、焼酎の混載も可能なことにより、1回の配送で数多くのアイテムを仕入れることが可能です。生酒企画ではロット1ケースで配送しております。

②取引に関して、販売ノルマがない。

渡辺酒造店では、酒販業界の盛り上げに貢献したいと考えており、販売ノルマが達成できず、新規蔵元との取引ができない、つまり商品が一定化してしまうという悩みを解決し、柔軟に多くの種類の商品を取り扱っていただけるようにしております。

 

 

2.日本酒の選び方

特定名称酒とは

本醸造酒、特別本醸造酒、純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、大吟醸酒の8種類のことをいいます。これに当てはまらないものを普通酒です。下記の参考資料でも分かるように、日本酒の中でもこだわりを持って造られているこれらの高級酒に関しては、消費も好調です。中でも「純米酒」、「純米大吟醸酒」などの純米系のお酒の伸びがとくによいです。

 

参考資料 《国税庁》

●特定名称酒の課税移出量等の推移

清酒の課税移出に占める特定名称酒の割合

昭和63年 13% → 令和3年 35%

清酒の課税移出に占める純米酒及び純米吟醸の割合

昭和63年 3% → 令和3年 23%

 

香りで選ぶ

現在はフルーティーで香り高い酒がよく売れ、居酒屋などの飲食店でも人気な傾向にあります。それらの流行の酒には、カプロン酸エチルという「吟醸香」の香気成分が含まれております。

・カプロン酸エチルとは

カプロン酸エチルはブドウ糖が発酵して、アルコールになる際に生成されるものです。

吟醸香の主成分である「カプロン酸エチル」は、リンゴや梨、パイナップルなど甘酸っぱくみずみずしい香りにたとえられます。

渡辺酒造店の酒の中で、「M310」酵母仕込みの酒が上記の香り高い酒になります。

例:「純米大吟醸 色おとこ」「号外品」「新酒 しぼりたて」

ただし、香り高い酒は少量で満足感が得られ、飲み飽きてしまうことがあります。

10号」酵母はM310に比べて香りは穏やかですが、飲み飽きることなく量を飲むことができ、更に燗をつけることでふわっと香りが立ちます。10号酵母を使った酒に「手造り純米 ひだほまれ」があります。

仕入れや接客の際は、酵母も参考にしてお客様の希望や食材に合った選び方や勧め方をしてみてはいかがでしょうか。

 

3.売れる日本酒の品揃え売り場づくり

商品ラベルやストーリー性で差別化

酒造技術の向上により、安くて美味しいお酒が売り場には溢れており、今や「美味しいのは当たり前」の時代。売れる店舗づくりの為には商品ラベルやストーリー性で差別化する必要があります。またPOPなどで視覚情報に働きかけることも大切です。そのため、渡辺酒造店ではほぼ全てのアイテムにユニークなPOPを作成しております。

非売品の酒

非売品の酒陳列事例 

 

例えば夏の看板商品に「非売品の酒」があります。新聞紙に包まれたインパクト抜群の商品パッケージもさることながら、「どうして非売品なのに売ってるの?」とついつい商品ストーリーが気になり手に取ってしまうのではないでしょうか。

 

売場のフレッシュローテーション

更に渡辺酒造店では、年に5回の季節商品の他に製造本数の少ない限定品をご紹介しております。これらをうまく利用して常に売り場をリフレッシュ!いつ来ても新しい商品があり、お客様が頻繁に通ってついつい新商品をチェックしたくなるような飽きない売り場づくりをしましょう。売り場を活性化させるためのフレッシュローテーションは3か月おきが望ましいです。

売場を整えたら陳列も工夫してみてください。売り出したい商品はどどん!と盛大に。

飛騨のどぶ

飛騨のどぶ陳列事例   

 

4.まとめ

今回、仕入れから陳列までいくつかポイントをお伝えいたしました。

・流行の酒の仕入れ

・陳列の工夫

・売り場のフレッシュローテーション

・商品ストーリーの伝え方 など

仕入れや販売の際は、渡辺酒造店の仕入れシステムをうまく活用してお客様や販売店の特徴にあったお酒を選んでみて下さい。

 

 

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