うちの蔵では、これから酒造りにたずさわる新人蔵人たちに、お米について二つのことを言い伝えています。
其の一、一粒のお米には七人の神様が宿っている。
其のニ、米という漢字は分解すると八十八となる。これは米を作るのに八十八の手間がかかっているということ。
よって「お米は一粒たりとも無駄にしてはならぬ。農家さんに感謝しておいしいお酒にしよう!」と先代からの言葉を今も伝承しています。ちなみに他のお蔵さんを見た方は、うちの蔵にお米が一粒も落ちてないことに必ずびっくりされるのです。
さて今回、ひだほまれの規格外米を使用し、米と米こうじのみで造ったこの「酒米づくり研究会」は、私たちのお米に対する思いがいっぱい詰まっています。農家さんがどれだけ手塩にかけてお米を育てても、天候の影響で粒の小さいお米はどうしても検査でふるい落とされ規格外米となってしまうのです。そんなお米を使ってどんなに美味しい日本酒を造っても、純米酒や純米大吟醸にはなれず「普通酒」扱いとなるのです。そのためこのお酒は、正真正銘の純米造りにもかかわらず、リーズナブルな価格でのご提供となりました。
市場では評価が低い「規格外米」ですが、そこは心白が大きい「ひだほまれ」。
小粒でも純米造りで丁寧に仕込むとレベルの高い日本酒が出来上がります。「農家さん、いつも手間ひまかけた、いいお米をありがとう」そんな温かい気持ちで飲んでいただければ幸いです。
関連商品
-
詳細案内へTo details
-
詳細案内へTo details
-
詳細案内へTo details
-
詳細案内へTo details
-
詳細案内へTo details
-
詳細案内へTo details
ひだほまれ酒米づくり研究会
ひだほまれの規格外米を使用し、米と米こうじのみで造ったこの「酒米づくり研究会」は、お米に対する思いがいっぱい詰まっています。農家さんがどれだけ手塩にかけてお米を育てても、天候の影響で粒の小さいお米はどうしても検査でふるい落とされ規格外米となってしまうのです。そんなお米を使ってどんなに美味しい日本酒を造っても、純米酒や純米大吟醸にはなれず「普通酒」扱いとなるのです。そのためこのお酒は、正真正銘の純米造りにもかかわらず、リーズナブルな価格でのご提供となりました。
こちらは8月発売商品です。