入社後のキャリアプラン
営業部編
幹部
会社の責任者として経営の運営管理を行います。基本的には会社の方向性に関して、社長と決定していく。
部・課から来た案の決済業務、全体業務の把握、数値目標の設定など、経営者としての意見が求められます。
部長
営業部の戦略策定と運営管理を行います。取引先など社外関係者との交渉・折衝やマネージメント業務がメイン業務になってきます。人材の採用計画や経営戦略に関して責任者としてコミットしていく立場です。
5年目
部門の責任者になります。部門の中の責任者として、新商品開発やイベント企画などのクリエイト業務に加えチームワークの管理や新入社員育成などマネージメント業務が加わります。
3年目
営業部門の責任者の下での業務。主にHPの更新・管理、SNSの情報発信、受発注業務などを担当します。
またスキルアップ講習会、マーケティングセミナー、研究会への参加を通して販促や企画の技術を取得します。
またお酒の会に出席し、お客様と直接触れ合うことで、飲み手のニーズを把握することも大切な仕事です。
新入社員
入社一年目は酒造りから、瓶詰め・包装などの出荷作業まで、先輩社員たちのもとで一通りの経験を積んでいただきます。
酒蔵の社員として酒造りの知識や精神などの基礎を身に付けて、酒造りの想いに触れていただきます。
製造部醸造課
杜氏
酒造技術の国家検定に合格しただけでは杜氏になることはできません。
杜氏は技術や経験だけでなく、集団を統率する管理能力が問われ、また一般教養はもちろん、微生物や機械、流通、経営、基礎的な化学や数学の知識も求められます。
そして何より、旨い日本酒造りには、色、香り、味、音、温度、時間などを感じ取る研ぎ澄まされた五感を持っていることが重要です。
日本酒を一つの文化もしくは工芸品ととらえ、杜氏は「一人一芸、一杜一酒」と言われるほど独自な作品としての酒を造り上げていくものであり、自らの酒造りを一つの理念や思想にまで昇華させるのです。
三役
杜氏の統率の下に部門別に工程を分担し、蔵人の直接指導をする責任者です。
チームワークの管理や社員育成など中間管理職の役割を負います。
杜氏の補佐役となる頭(かしら)は、実際の作業の指揮をとり、人員の配置を担当します。
麹造りの責任者や麹屋、酒母製造工程の責任者は酛屋(もとや)と呼びます。
杜氏に次ぐこの3人を三役と呼びます。
5年目
酒造工程の中のひとつの部門の責任者になります。
役職としては、米を洗ってから蒸すまでの作業を担当する釜屋(かまや)、出来上がったモロミをしぼる担当の船頭(せんどう)、など、酒の品質を具体的に関与する重要な立場です。
3年目
蔵人として各部門の責任者の下での酒造り業務。主に桶洗い、米洗い、水汲み、泡守、酒造道具の管理などを担当します。
人間国宝級の名杜氏も出発点はここからでした。洗いの仕事にこそ酒造りの魂が宿ると弊社は考えています。
また酒造り閑散期の夏季には、酒造技術者講習会、きき酒セミナー、清酒鑑評会への参加を通して醸造技術を取得します。またお酒の会に出席し、お客様と直接触れ合うことで、飲み手のニーズを把握することも大切です。
新入社員
入社一年目は醸造工程から、瓶詰め・包装などの出荷作業まで、先輩社員たちのもとで一通りの経験を積んでいただきます。
酒造の社員として酒造りの知識や精神などの基礎を身に付けて、酒造りの想いに触れていただきます。