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SDGsの取り組み

原料米の調達12番目の目標「つくる責任 つかう責任」

「W」に使用される酒米は、環境に負担をかけないよう農薬や化学肥料を極力減らし、消費者の健康を守る環境保全型農業を推進している農家より積極的に調達推進しています。これにより、環境保全米を使用した商品開発を推進し、環境保全型農業を応援しています。

酒粕を原料にした焼酎造り12番目の目標「つくる責任 つかう責任」

品質の高さが評判を生み、順調な成長を遂げ、生産量を拡大してきた当社では、製造工程で発生する副産物である酒粕の増加が問題になっていました。酒粕は、タンパク質などの栄養素やアミノ酸などのうまみ成分を多く含み甘酒や漬物、粕汁などで利用されます。また、美白や保湿に有効な成分を含んでおり、化粧品や石鹸などにも用いられます。当社でも、酒粕の販売を行ってきましたが、生産量の増加に伴い廃棄処分する量も増加してきました。「うまみ成分や健康成分の詰まった酒粕を廃棄するのはもったいない。」資源を無駄なく活用するための取り組みを行っています。

地元の酒米を使用した酒造り12番目の目標「つくる責任 つかう責任」/15番目の目標「陸の豊かさを守ろう」

岐阜県を代表する酒造好適米に「ひだほまれ」があります。冬、北アルプスの山々に降り積もった雪が伏流水となって田を潤し、そこで育成された米は大自然の恵みをたっぷりと吸収したお米。 大粒で、タンパク質が少なく心白の発現率が高いため、高級酒造りには最適の条件を兼ね備えています。飛騨地域でも「ひだほまれ」が栽培されており、地元の酒米を積極的に使用することで地域の水田環境の保全に貢献しています。

酒米ひだほまれ圃場»

伝統文化の継承12番目の目標「つくる責任 つかう責任」

幻の酒米「ひだみのり」は平成12年に姿を消した絶滅危惧種米です。飛騨の酒蔵では昔から広く使われていたお米で、JA南吉城酒米組合・岩塚吉郎氏の作付けにより平成27年に復刻しました。現在全国で唯一、渡辺酒造店のみが酒造りに使用しています。農家の方と共に蔵人自ら田植え、稲刈りに参加し栽培しており、飛騨の伝統文化を継承しています。